ものもらいにかかりやすい季節

ものもらいにかかりやすい季節

ものもらいは、おおきく2種類があります。麦粒腫と、霞粒腫です。

 

麦粒腫の場合は、目に雑菌が入り込んだことによる炎症が原因であり、霞粒腫の場合は、涙の分泌腺が詰まったことを原因とするものです。

 

そしてものもらいは、夏、かかりやすくなるといわれています。

 

なぜ夏かと言いますと、夏は気温や湿度が高くなります。そのため雑菌が繁殖しやすくなってしまうのです。目の周りにも汗腺があるため、汗が目に流れ込むこともあります。汗が雑菌の温床となり、炎症を起こしてしまうのです。

 

別の理由としては、夏はレジャーの季節という事情もあります。

 

暑い日は、プールや海、川などに出かける機会もあると思いますが、特にプールは人口密度が高い施設です。また水中を泳ぐこともあり、目に雑菌が入り込む機会が多くなってしまいます。

 

さらに、暑い夏は、人間の体力を低下させてしまいます。暑さが苦手な方は、ストレスを強く感じることもあると思います。そのような事情で、知らないうちに体の抵抗力が低下してしまうと、特に、ものもらいにかかりやすくなります。

 

基本的な対策は、清潔にする事です。汗をかいたら清潔なタオルでふくようにしましょう。また体力低下を防ぐため、食事はしっかりと摂りましょう。
⇒ものもらいで手術!?