ものもらいは完治までどのくらいかかるのか?

ものもらいは完治までどのくらいかかるのか?

まぶたが腫れて赤くなってくると、まず市販の目薬を使用される方が多いかと思います。軽症の場合は、市販薬で3日〜7日程度で症状が治まってくることもあります。

 

さらに痛みを伴ってくると眼科を受診される方が多くなるかと思います。症状が現われて、すぐに受診をすれば、内服の抗生剤と点眼薬の併用で、1週間〜2週間程度で症状は治まってきます。

 

痛みは治まったけれどもまぶたの腫れが引かない場合には、直接切開をして膿を排出する方法もあります。

 

目立たないように内側から切開する場合が多いようですが、場所によっては外側から切開する場合もあります。

 

この場合、術後に鎮痛剤や化膿を防ぐための抗生剤などを併用して治療していき、術後大体1週間〜2週間程度で治療が終わることが多いようです。

 

抜糸を伴う場合には、さらに1週間程度長くなると考えておきましょう。

 

麦粒腫と霰粒腫では、一般的に麦粒腫のほうが完治するのが早いようです。痛みを伴う麦粒腫のほうが、治療を開始するのが早くなることや、血行が良くなっているため、薬剤が患部へ行き届きやすいためだと考えられます。

 

霰粒腫の場合は、痛みもなく外観上も目立たない場合などには、切開などをすることもなく経過観察のみで狩猟することもあるようです。
⇒ものもらい中の注意点